訪問看護リハビリステーション桜
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赤い鳥事件😆

 20世紀アメリカを代表する心理学者のデビット・シーベリー博士の『喜びに満ちている時のみ人は人のために生きられる』という言葉がラジオで流れていました。訪問看護・リハビリで利用者の方に関わらせていただく時に、自分達もたくさんの喜びの経験を繰り返さなければなりません。些細の事でも興味を持って毎日を楽しみたいと思っています。
 そのため、平日は仕事に週末は楽しいを見つけるのに全力投球です。
 この週末は、まず先週当たりが出なかった絵本フライパンダのフィギアをコンプリートするために本屋にむかいました。このフィギアは普段事業所の休憩室に並べますが、小児の看護やリハビリ伺うときに絵本とセットで持っていきます。フィギアは1個500~800円と激高ですが細部まで良く作りこまれています。印象的なページを再現しまさに絵本からと出てきたように感じです。

絵本は読み聞かせるだけでも療育となりますが、子どもが自分で絵を触りことが大事です。通常本は大切に扱うと思いますが、絵本はしっかり触り、しわしわのページ・いたずら書きのページ・破れたページと味が出る絵本の方が役目を果たすような気がします。

 当事業所で全職員が一番大切にしていること。『熱心な仕事』です。熱心な仕事は、経験の少ない若手職員でも知識豊富なベテラン職員より良い結果を出す時があります。また熱心さはいつでも発動できますが、シーベリー博士が言われるように自分の毎日が満たされていないと『超熱血モード』は発動しにくいようにも感じます。

 先日こんなことがありました。Aさんは、実社会における人間関係や活動を超楽しむ『リア充』という言葉がぴったりの看護師さんです。美味しいお店をたくさん知っていたり、今年もたくさんの花火大会に行ったり豊かな生活をされています。Aさんが洗濯ものを取り込んでいると服の中から😆真っ赤な鳥ができきたそうです。桜で『赤い鳥事件』と呼ばれている出来事です。

 謎の赤い鳥が迷い混んだら皆さんどう動くでしょうか?😓怖くて、そのまま逃がす人がほとんどと思います。そのAさんは、猛暑が続いていた9月で鳥が弱っていて、まず水をあげたそうです。赤い鳥はインコでした。少し元気になったようですが、彼女はインコを飼っていた経験があり、インコは半日から1日エサを食べないと命の危険もあるため、アワ・ヒエ・キビ等のミックスシードを買いにいき与えたとのことです。しかし、全く食べなかったので、インターネットでこのインコの種類が好む果物や野菜等のエサを買いに行き😢与えたとのことです。そして警察に連絡し飼い主の捜索です。幸い程なく飼い主がみつかり引き渡すことができたとの事です。赤い鳥が熱い心の人のところに迷い込んでほんとに良かったです。

 また桜の看護師さんは熱血さんがたくさんいます。最近の出来事ではBさんも激熱です。人工呼吸器管理で外で遊ぶ機会の少ない幼児Cちゃんの看護訪問の際に、息子さんが大切にしているカブトムシを連れてきてくれました。8月の訪問は車内も高温になり数件の訪問を連続します。大事なカブトムシ心配です。Cちゃんはその日ご自宅にいたお父さんにカブトムシを触らせてもらいました。この直後に自分がリハビリという流れでした。お邪魔するとかつてない興奮のCちゃんでした。興奮は集中に変わります。当日のリハビリは過去1番の効果のある内容となりました。Bさんの想い伝わりました。

 またCさんもなかなかです。9月に呼吸リハビリの研修を事業所内で行い自分が担当しました。みんなが直ぐ覚えれるものから、リハビリセラピストでも操作が難しいものまで伝えました。特に呼吸が苦しくならず痰を出したり、呼吸を楽にする『全周期呼吸介助』という手技は吸気のサポートが難しい最高難度の技術です。呼吸リハビリの経験のあるCさんではありましたが、普段担当している呼吸の苦しい患者さんを楽にしてあげたい気持ちが強く、その高度技術をしっかり覚えました。今では目標としていた患者さんからCさんの呼吸リハビリは楽になると言ってもらえるようになっています。こんな短期間で吸収するためには熱い心がないと難しいです。

 こんな熱血さんに刺激され毎日仕事をしています。喜びに満ち溢れている熱血さん達に負けないように、ジョンレノンが愛したパンを求めて旅に出る予定です。寺島

赤いインコ 水を飲む
飼い主見つかってよかった😢
絵本の仲間たちコンプリート😊
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『地域のかかりつけ事業所」を目指して活動しています。
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