代表の寺島です。
令和6年2月11日（日）にじいろネットでの講演を担当しました。
『医療的ケア児の冒険を引き出すリハビリテーション』というテーマです。

オンラインで参加可能で普段訪問している子ども達のご家族もたくさんご参加いただきました。
冒険とは『何らかの目的のために危険に満ちた体験に身をおきその経験の中で稀有な出来事に遭遇する事』です。医療的ケアを行っている子ども達のリハビリは命を守る機器の管理が必要なため消極的なメニューで終わっている場合も少なくありません。少しのスリルを感じるメニューは子供の楽しいに繋がります。
そのようなメニューの重要性をたくさんの子ども達の成長を通して説明しました。
また子どもの急成長を引き出すにはスポーツ選手でいえば『ゾーンの入った状態』という集中かつリラックスした状態を作ることにあります。

大人視点や専門家として準備したもので子どもが集中かつリラックスした状態はなかなか生み出せません。
セラピスト側が伝えようとするより子ども達から受け取りながらメニューを組み立てていかなければうまくいきません。当たり前のことですが非常に難しい部分です。様々な工夫と準備が必要です。楽しいを演出する最新機器『ベビーロコ』『ネコミミ』『プロジェクター』などはお勧めです。

講演終了後に聴講者から応援メッセージをたくさんいただきました。
また研究会のアンケート結果も嬉しい言葉をたくさんいただきました。
桜の仲間と子ども達のご家族と一緒に考え取り組んできた楽しい冒険が評価され凄く嬉しく感じます。